2010年1月4日月曜日

雪と郵便

今年も例年どおり寒さは厳しいのですが、昨年から雪はそれ程は降っていませんでした。2010年が明けると共に例年並みの雪の風景となりましたので、近景を少しばかり紹介します。

以下の写真は私の家の周りの雪景色です。都会に住んでいる人から見れば「何と田舎か!」と思われるでしょうが・・・「そうです、そのとおりエライ田舎です!」






玄関前の木も雪の衣装を着て、冬の雰囲気を盛り上げてくれています。




こんな雪の日でも郵便はちゃんとやって来ます。


では、日本と少し違う郵便の仕組みについて説明します。以下の写真を見てください。




上の写真は郵便ポストの赤いバー(旗)が立っていますが、下の写真は横向きになっています。

米国での郵便はこの郵便ポストの赤いバー(旗)を使って、投函と受け取りを同時に行うことが出来ます。広い国土ですから(特に田舎は広い・・)郵便を投函しようと思っても、投函できる郵便ポストが在るところまで車で延々と走らなければなりません。ちなみに私の住んでいるところから郵便局までは概ね片道 8km 位あります。

そのような状況で郵便処理を円滑に行うための工夫として、郵便屋さんは郵便物を届けると共に一緒に投函物も受け取ってくれます。赤いバー(旗)が立っているのは「個人の郵便ポストの中に投函物かありますよ」という意思表示です。郵便屋さんは日々の配達ルートを回りながら、赤いバー(旗)が立っているポストを見たら投函物をポストから取り出して郵便局まで持って行ってくれます。もちろんその家に配達する郵便物があればそれをポストに入れてくれます。

郵便屋さんが回るルートは決まっています。従って郵便屋さんが通る道に各人の郵便ポストを立てておかないと郵便を受け取ることも投函することも出来ません。

田舎は広いので道からずっと奥まったところに家屋がある家も沢山ありますが、そういった家も個人の郵便ポストは郵便屋さんが回るルート(道)に設置されています。郵便物をポストから取り出すために玄関からかなりの距離を歩くような家も少なからず存在します。

それでもテキサスの田舎のように自分の敷地の入り口から家の玄関までが何キロもあるような家はこの辺りにはありません。

以上は米国・ニューイングランド地方の田舎の話であって都会の事情とは異なります。田舎と都会ではセキューリティに対する処理も大きく違いますし、アパートやビルでの郵便の受け取り方も違います。また商業エリアか住宅地かという区別で見ても大分様子が違います。

広い米国にあって郵便という仕組みはかなり有効に機能しています。都会であれば電車などの公共機関や車を利用して必要なものを殆ど全て自分で調達することが出来ますが、広い田舎では何でも自分で調達するという米国の文化をもってしても全てを調達できるとは限りません、そのような場合はカタログ・ショッピングやネットによるオンライン・ショッピングで必要なものを購入し、郵便や宅配便で配達してもらうことになります。

郵便や宅配便の送料は日本と比べると割高です。また、日本なら荷物は1日-2日で届くと考えられますが、米国は広いので宅配便でも1週間以上かかる場合もあります。

特に米国を東西に横切るような場合(東海岸側から西海岸へ荷物を送るような場合)は1週間以上かかるのが普通です。まあ、ニューヨークからロサンゼルスまで車で移動すると徹夜で走り続けても1週間近くかかりますから、宅配便の日数も妥当な数字です。それ以上早い便が必要なら航空便で送ることになりますが、これはかなり送料が高くなります。


そういった事情もあって「物の購入」から「配送」そして「受け取り」までに時間がかかること、「配送料」という費用がかかるということ、これらを予め覚悟しておかなければ予想外の時間と費用に日々ストレスを溜めてしまうことになります。日本のように何でも時間通りに物事が進むことはありません。日本で忙しい生活を送っていた者がこの感覚に慣れるには随分と時間がかかるでしょう。どちらが良いかは個人の好みですが・・・。
 
 
 

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